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2020.05.14 リモートワークコラム

【在宅勤務あるある】共働き夫婦でテレワーク(パート2)

外出自粛の状況で迎えたG.W.、どのように過ごされましたか?

我が家は1歳になる子どもがいるのですが、自宅待機の毎日ゆえ、元気が有り余っている様子。
例年なら旅行や動物園など、思いっきり遊べるところへ連れて行けたと思うのですが、今年は当然、そうも行きません(涙)

家の中を駆け回る子どもに手を焼きながら、夫婦交代で近所のお散歩に連れ出し、 体力を極限まで削る作戦(笑)で連休を乗り切りました。

テレワークの過ごし方についての連載も、今回で4回目。

前回は、共働き夫婦が一緒に自宅でテレワークするなら、互いに小さな気遣いをし合えるかが大切かもしれないということを書かせてもらいました。

でも当然ながら、いつも上手くいっているわけではありません。

「夫婦編について、前回の内容だけでは終われない!」ということで、第4回目は夫婦編パート2と題して、夫婦でテレワークするとどう衝突するかについての話です(笑)。

別々の会社で共働きしていた生活が、外出自粛によってお互いにテレワークとなり、在宅時間が一気に増えたことで、10数年前に出会って以来、最も長い時間を一緒に過ごしています。

自宅で有意義に過ごすために、あれやこれや考える時間も楽しかったりしますし、仕事と家事や育児の両立にヒーヒーしながらも、本当に他愛のない、くだらない会話でお腹を抱えて笑い合える関係に救われることは多いです。

一方で、一日中一緒にいれば、ストレスを感じてしまうこともありませんか?

私はあります(笑)。

日頃、仕事をしつつ育児や家事も協力してくれていることには感謝しつつ・・・

今日はこの場を借りて、夫の危機管理に物申したいと思います!

我が家は小さな子どもがいるため、感染予防として夫に手洗いとアルコール消毒を徹底するよう、かなり口酸っぱく言ってきました。

それに対して夫は、「神経質だな~」とか「大丈夫だよ」とか能天気としか思えない反応。 か、感覚が違いすぎる・・・

帰宅後や食事の前に一生懸命手をこするマネ(まだ一人では洗えない)をする子どもの方がよっぽどしっかりしています。

どうしたら変わってくれるんだろうと悩んでいましたが、習慣って簡単には変えられないんですよね。30歳過ぎの大人ならなおさら。

この状況下で私が過敏になっているのもあって、夫のできていないところにばかり目が行ってしまいイライラ。

せっかく家族で過ごす時間が増えたのに、険悪な雰囲気じゃ台無しだ・・・と反省しつつも、やっぱり気になるものは気になる!

世の中の夫婦はどうなんだろうとSNSを覗いてみたら、同じようにストレスを溜めている人が結構いることが判明!

「コロナ離婚」なんて言葉も生まれているのがその証拠ですよね。

私たち夫婦の危機管理意識の話もそうですが、今回のような不測の事態を機に、金銭感覚や道徳観など価値観の違いが露呈して、それがどうしても受け入れられない場合、究極は離婚になってしまうのかもしれないですね。

ウイルスの感染の恐怖や様々な規制に対する息苦しさなどで気持ちに余裕がなくなりやすい状態というのも大きな理由になっている気がします。

私も価値観の違いにイライラしてしまった一人なので他人事ではないです。

では、どうすればその危機を乗り越えられるのでしょうか・・・

私たちの場合は、事態が深刻化していくなかで夫の意識が大きく変化したことが解決のきっかけになりました。

日々増えていく感染者数を目の当たりにして、自然と意識が変わっていった部分も多少ありました。

ありましたが、それだけでは全然足らず、どうにか世間の温度感とのズレを把握してもらおうと、私が個人的に調べた新型コロナ関連の最新情報を毎日しつこく刷り込みました(笑)

「ニューヨークは今こんな状況らしいよ。」
「普段マスクをする習慣のない欧米人でも外出時にはマスクを徹底してるみたいだよ。」
「専門家の先生が○○するのが効果的と言ってたよ。」
といった要領です。

私が口うるさく説得するよりも、実際に起きている事実や有識者の見解を共有した方が効果的でした!そして決定打となったのが、「緊急事態宣言」の発令です。

外出時はマスク着用。帰宅したらすぐアルコール消毒。こまめに手洗い。

少し前の状態からは想像できないほどの急成長を遂げました。

最近では、夫の方から「アルコール消毒した?」と言ってくることもあるほどです。
数週間前まで、言われてしぶしぶやっていた人とは思えない変貌ぶりです (200笑)

「当たり前でしょ」みたいな顔してますけど、気づくのだいぶ遅いですよ?

結婚前も含めると10数年一緒にいますが、未だに今回のように感覚の違いに驚くことがあります。

たぶん、この先しばらくテレワークが続けば、そんなことがまだまだ出てくると思います。

他人同士が同じ空間でずっと一緒に過ごしていれば、ストレスも溜まります。しかも、いまは外に出て発散することもできない。

個人的に、「ストレスを溜めないようにしよう」というのはなかなか難しいんじゃないかと思います。もちろん、それが一番なのは分かっているのですが。

ストレスを溜めないというよりは、感じてしまったあとにどうすれば消化できるかを考えた方が現実的なように思うんです。

「最近旦那さんにストレスを感じてしまう・・・」

そんな人は、第三者情報刷り込み作戦(と、勝手に命名しました(笑)。)をおすすめします!
妻から言われるとイラッとすることも、第三者の意見だと冷静に聞ける可能性がありますよ。

本人の性格によるところもありますので万人受けではないと思いますが、打つ手を迷っている場合はぜひ試してみてください。

最近だと、流行りの「リモート飲み会」でストレス発散するのもありですね!
私も子どもを寝かしつけた後、お酒やおつまみを各自用意して、気心の知れた友人たちと画面越しの飲み会を何度か開催しました。

スムーズにやり取りができ、直接会っていないことはほとんど気になりませんでした。自宅なので、つい飲み過ぎてしまうという人も安心です(笑)。

ただでさえ、未曾有の事態にすでに不安やストレスを感じる日々。些細なことにもピリピリしがちかもしれません。

でも、人と会うことが制限されている状況でも、近くにいて支え合えるのが家族だって思うと大事に思える気がしませんか?

・・・なんて、綺麗にまとめようとしましたが、「イラッとしたらまたこうやってネタにしてやる!」と心に誓ったのでした(笑)


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