筒居 拓生
筒居 拓生
TSUTSUI Takumi
Remogu事業部 「Remoguフリーランス」 法人営業
2022年・新卒入社
京都産業大学 社会学部 卒業
INTERVIEW
やるなら本気でやりたくてLASSICへ
いつの日かテレビで見た離島の姿――。10名程度の島民はお年寄りばかりで、島を継ぐ者はいない。いずれ消えゆく島の未来をとても悲しく思ったことが、筒居の「地方創生」への志の原点だ。
その後も「ヒト・モノ・コト」の東京への一極集中は進み、筒居はシンプルに、「面白くない」と思うようになった。
「だから就活では、地方創生を軸に企業を探しました。地方創生というとボランティア的な要素が多々ある中で、僕はビジネスとして成り立たせたかったし、やるなら本気でやりたかった。LASSICは、地方創生をビジネスとして成立させているだけでなく、会った人たちが皆、情熱を持って本気で取り組んでいることが伝わってきたんですよね。そこに魅力を感じました」
成果が出ない日々から一転、部内のロールモデルへ
筒居は入社後、リモートワーク特化型フリーランスエージェント「Remogu(リモグ)フリーランス」の法人営業となった。本人曰く「生まれた時からの負けず嫌い」で、自分にも強い自信を持つ筒居。当然、精力的に営業活動をしたが、なかなか好成績を出せないまま1年目も第四四半期を迎えようとしていた。その頃上司から言われ始めたのが、「Ownership(オーナーシップ)を持て」ということだった。
Remogu事業部には、Remogu事業部員のValue(行動基準)を7つ定義する「Remogu‘s(リモグス)」というものがあり、そのうちのひとつに「Ownership~すべては当事者意識で変わる~」がある。筒居には、その「当事者意識」が欠けているという指摘なのだった。
「最初はあまりピンと来なくて、悩みました。当事者意識と言っても、自分は法人営業で、これはキャリアコーディネーターの仕事だし、これはお客様がやるべきことだし、と。今思えばそういう風に分けていること自体、Ownershipがないことの現れなのですが、なかなか自分に落とし込めなくて……。ですが、悩みながらも行動していたら、だんだん成果が出始めて、それにつれて『こういうことか』と腑に落ちる、という形で少しずつ理解が進み、行動も変わってきました」
そんな時、チーム編成が変わった。チームの中で経験値が高いのは筒居のみ、という編成だ。
「俄然、意識が変わりましたね。自分が引っ張らなければいけない、自分の成果がチームの成果だ、と大きく目線が上がりました」
その意識の変化は、如実に結果に表れた。ここから、筒居の連続達成が始まり、今や、法人営業のロールモデルとして後進の育成に重きを置くまでになったのだった。
すべては「Ownership(オーナーシップ)」から始まる
そして現在、「事業部内で最も『Remogu’s』を体現している」と評される筒居。7つのValueの中で、一番大切にしているものは何なのだろうか。
「やはり『Ownership』の一択ですね。すべてはそこから始まると思っています。常日頃から、全てにおいて自分事として考える。例えば、組織としてうまく行っていない時や、誰かのミスで何か起きた時でも、自分のアクションで何が変えられるかを徹底的に考えます。同時に、その前の段階で自分のアクションがどうたったのか、そこで何かが変えられたのではないか、と振り返ります。過去をケーススタディとして未来に生かす。未来を予測して、同様のことが起きないように先手を打っていく。どんなことがあっても自分が変える!未来を変えてやる!と思って行動しています」
将来は、人と地域をマッチングするサービスを創りたい
そんな筒居は将来、「誰もが自分に合った土地に住むことを支援するサービス」を創るのだと言う。
奈良に生まれ奈良で育ち、大阪下町育ちの父からその気質を大いに受け継いだが、一番自分にしっくり来た土地が、大学時代に過ごした京都だったからだ。
「京都はいい町だなと思いましたし、本当にのびのびと自分らしく生きることができました。人間って、そういう場所のほうが思い切りパフォーマンスを発揮できると思うんですよね。
また、大学時代、日本のいろいろな土地に短期滞在していたのですが、行く先々で出会う移住者は、それぞれが多様な価値観を持ちながら、皆楽しそうにその土地で暮らしていました。地方創生というと、ほとんどが『地元か都市圏か』という二択で語られがちですが、僕は、地元に限らず、人それぞれに合った土地があるのではないかと思うようになったんです。いずれ、そのベストマッチをアテンドする事業を興すのが夢です」
仕事を通じたリモートワークの普及が自分の夢に直結
その夢にまさにリンクしているのが、Remoguのミッション「選択できる世界を創る」、そしてその実現のための「リモートワークの普及」である。
「自分が目指したい世界観のために、仕事の地理的な壁を壊すリモートワークは欠かせません。Remoguの法人営業をすることは、リモートワークの普及をすること。ですから、僕が毎日LASSICでやっていることは自分が実現したい未来に直結しているんです」
「誰かに貢献できた時」に大きなやりがい
仕事における信念は「徹底的にプロであること。それは、例えこの先何があっても絶対に変わらないマインドです」と言う筒居。何をやりがいに、日々挑戦を続けるのだろうか。
「やりがいを感じる瞬間は、他人に尽くせた時、そして感謝された時です。感謝されるということは、自分が相手に対して何かを成し得たということですから。『本当に助かってます!筒居さん』と本気の感謝を言われたいですね。その瞬間のためにやっているというか。目の前のお客様のためになら泥水でもかぶる、どんなことでもする、という覚悟でいます」
お客様に対するこの強い貢献意欲と、自分に対する絶対の信頼を胸に、筒居は明日もがむしゃらに、立ち向かっていく――。