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AWS認定の確認方法とは?デジタルバッジと有効期間の見方を解説
監修・編集責任者:牛尾 昭昌(株式会社LASSIC 執行役員)

この記事の結論
- AWS認定は、本人にデジタルバッジのリンクを出してもらい、そのページで確かめます。
- バッジのページでは、発行者がAWSであること、発行日、認定が有効かどうかを見ます。
- 有効期間は3年で、再認定を受けていなければ期間内でも有効とは限りません。
※ 本記事は2026年10月時点の公式情報(省庁・公的機関、および製品やサービスを提供する事業者が公開している資料)に基づきます。
スキルシートに「AWS認定ソリューションアーキテクト取得」と書いてある。けれど、本当に持っているのか、今も有効なのか、どう調べればよいのか分からない。エンジニアの応募者や業務委託の候補者を迎える現場では、こうした場面がよくあります。AWS認定の確認方法とは、候補者が書いたAWS認定の有無と有効かどうかを、AWSが案内する仕組みで確かめる手順のことです。
結論を先に言うと、確かめる窓口は候補者本人が持つデジタルバッジです。名簿で調べられる国家資格とは仕組みが違います。本記事では、エンジニアの採用や外部人材の受け入れを任された実務者に向けて、確認の仕組み、バッジのページで見る点、有効期間、リンクを出してもらえないときの考え方、外部に頼むときの確認点を整理します。
目次
AWS認定の確認は本人のバッジから
AWS認定は、クラウドサービスを提供するAWS(アマゾン ウェブ サービス)が運営する資格です。AWSの公式の案内は、個人の認定ステータスを確認するには、認定取得者に認定デジタルバッジのリンクを求めるよう説明しています。*1 デジタルバッジとは、認定を受けたことを示すインターネット上の証明で、AWSでは Credly(クレドリー)というサービスを通じて提供しています。*1
国家資格のように、企業が公的な名簿で調べる道はありません。AWSは、AWS認定を受けた個人の一覧を提供していないと案内しています。*1 確認の入口は、あくまで本人が出してくれるバッジのリンクです。
- 確かめる窓口:候補者本人が持つデジタルバッジのページ
- できないこと:AWSに問い合わせて認定者の一覧から調べること
- 先に頼むこと:バッジのリンクを、メールなどで送ってもらう
バッジのページで見る3つの点
送ってもらったリンクを開き、画面に出ている情報を応募書類と見比べます。AWSの案内では、各デジタルバッジには検証の機能があり、発行日と発行者(AWSトレーニングと認定)が確認できるとされています。*1 また、バッジは認定が有効かどうかを示します。*3 見る点は、次の3つです。

| 見る点 | 確かめること | 書類との照らし方 |
|---|---|---|
| 発行者 | 発行したのがAWSトレーニングと認定であること | AWS以外の名前なら、AWS認定のバッジではない可能性を疑う |
| 発行日 | 認定を受けた日が分かる | スキルシートの取得年と合うか |
| 有効かどうか | 認定が今も有効か | 書類に「取得」とだけあっても、期限切れでないかを見る |
認定の名前も照らします。AWSの認定には「AWS Certified Solutions Architect – Associate」のように、名前の後ろに難しさの段階(Foundational、Associate、Professional、Specialty)が付く形があります。*2 スキルシートの認定名と、バッジの認定名が同じかどうかを見ます。
有効期間は3年、期限の見方
AWS認定の有効期間は3年です。AWSは、3年ごとに認定を更新する、つまり再認定を受ける必要があると案内しています。*1 再認定を受ければ、認定の有効期限はさらに3年延びます。*2 一方、更新しないまま期限が過ぎれば、有効な認定ではなくなります。
デジタルバッジは、認定が有効である間は有効な状態で、認定が有効かどうかを示すと説明されています。*3 取得した年だけで判断せず、バッジの状態を見るのが確かな方法です。
- 取得から3年以内で、バッジが有効:期間内として扱える
- 取得から3年を過ぎている:再認定を受けたかを、バッジで確かめる
- 書類は「取得」だけで、バッジの状態が有効でない:期限が切れている可能性がある
なお、更新の方法は認定の種類によって違い、試験に合格する以外の方法もあります。*2 更新の手段まで企業が調べる必要はなく、バッジが有効かどうかを見れば足ります。
リンクを出せない人への考え方
バッジのリンクを出してもらえないからといって、すぐに偽りとは決められません。バッジは、認定を取ったあとにメールの案内や認定アカウントから本人が「請求」して初めて使えるものだからです。*3 請求の手続きをしていない人もいます。また、同じメールアドレスで複数の認定アカウントを持つ場合は、バッジが表示されないことがあると案内されています。*1

リンクが出てこないときは、次の順で進めます。
- 本人に事情を聞き、認定アカウントから請求できるか確かめてもらう
- 面談で、リンクを一緒に開いてもらう
- それでも確かめられない場合は、認定を評価の材料に入れず、実務の聞き取りで判断する
聞くときは、疑っている態度にならないよう、「確認の手順として、全員にお願いしています」と伝えると進めやすくなります。
外部人材に頼むときの確認点
認定は、AWSの製品とサービスに関する個人の技術的な知識を試す試験の合格の記録です。*1 持っていることは、実際の設計や構築の作業ができることとは別です。バッジで確かめられるのは「認定を受けたこと」と「今も有効か」までで、作業の腕前は面談や小さな作業で確かめます。
業務委託の候補者を探すときは、次の3点を決めておきます。
- 認定を求めるのか、あれば評価するのか:必須にすると母数が減る
- 確認の方法:バッジのリンクを、契約前に送ってもらう
- 確認の記録:認定名・発行日・確認した日を残す
経歴や職歴まで含めた確かめ方の全体像は「エンジニアの経歴詐称を見抜く方法|資格・職歴・実力の確認の進め方」で扱っています。国家資格の情報処理安全確保支援士を確かめる手順は「情報処理安全確保支援士の登録と更新|合格だけでは名乗れない理由」にまとめました。スキルシートの読み方は「外部エンジニアのスキル確認、スキルシートは技術名より作業で読む」をご覧ください。
まとめ:AWS認定で確かめる3つの点
応募者や業務委託候補のAWS認定の確認方法は、3点に整理できます。第一に、確かめる窓口は本人が持つデジタルバッジで、AWSは認定者の一覧を提供していないため、リンクを送ってもらうこと。第二に、バッジのページで発行者、発行日、認定が有効かどうかを見て、スキルシートの認定名や取得年と照らすこと。第三に、有効期間は3年で、再認定を受けていなければ有効とは限らないため、取得年だけで判断せずバッジの状態を見ることです。リンクが出てこない人を、それだけで偽りと決めつけないことも大切です。認定は知識の合格の記録なので、作業ができるかは面談や小さな作業で別に確かめます。確かめる項目が決まったら、探す人材の条件に落とし込んでいきます。
よくある質問
バッジのリンクを出してもらうのは、失礼になりませんか
AWSの公式の案内が、認定の確認方法として本人にバッジのリンクを求めるよう説明しています。*1 確認の手順の一つとして、全員に同じお願いをすると伝えれば、特別に疑っている印象は与えにくくなります。
認定の有効期間が切れた人は、採用の対象から外しますか
外す必要はありません。期限が切れていても、認定を受けた時点の知識を持っていた事実は残ります。任せる作業に必要かどうかで判断し、必要なら再認定を受けてもらう条件を話し合います。再認定の方法は認定ごとに違います。*2
バッジのリンクそのものが本物かは、どう確かめますか
AWSの案内には、リンクの真偽を見分ける方法までは書かれていません。送られたリンクはメールの文面だけで判断せず、アドレスがCredlyのサイトのものであることを見て、面談で本人にその場で開いてもらうと確かめやすくなります。
確かめる条件が決まったら相談
AWS認定を含め、候補者に求める条件が整理できていれば、そのままご相談いただけます。認定を必須にするかを決めきれていない段階でも構いません。
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出典
- *1 参考:AWS「AWS認定のよくある質問」(https://aws.amazon.com/jp/certification/faqs/)。出典:AWS認定のよくある質問。「個人の認定ステータスを確認するには、どうすればよいですか?」「AWS認定を受けた人のリストを入手できますか?」「AWS認定デジタルバッジとは何ですか?」「認定の有効期間はいつまでですか?」「Credlyの Acclaim プラットフォームにデジタルバッジが表示されないのはなぜですか?」「試験と認定の違いは何ですか?」を参照(確認日2026年10月16日)(2026年10月確認)
- *2 参考:AWS「AWS再認定」(https://aws.amazon.com/jp/certification/recertification/)。出典:AWS再認定のページ。認定の有効期限をさらに3年間更新すること、認定の区分(Foundational・Associate・Professional・Specialty)、更新のオプションを参照(確認日2026年10月16日)(2026年10月確認)
- *3 参考:AWS「AWS認定デジタルバッジ」(https://aws.amazon.com/jp/certification/certification-digital-badges/)。出典:AWS認定デジタルバッジのページ。バッジは認定が有効である限りアクティブであること、請求の手順、3年ごとの再認定を参照(確認日2026年10月16日)(2026年10月確認)