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2026.09.10 採用支援コラム

IT人材の増減|運用だけ維持28.0%が増加22.4%を超える




監修・編集責任者:牛尾 昭昌(株式会社LASSIC 執行役員)

この記事の結論

  • 運用は維持28.0%が上:増加は22.4%です*2。
  • 設計と管理は35%台:283件と281件です*2。
  • 不足側は5つとも65.8%以上:幅は5.9ポイントです*2。

※ 本記事は2026年9月時点の公式情報(省庁・公的機関・ベンダー公式ドキュメント)に基づきます。

人を増やす話になったとき、どのスキルをどれだけ増やすかで止まる。よくある詰まり方です。

どこも足りないので、優先順位が付きません。結果として増員そのものが後ろに倒れます。

手がかりは、スキル別の充足状況と今後3年間の増減方針を企業に聞いた設問です。

IPAの調査データを集計すると、増加させる予定は設計と管理が35%台でした*2。283件と281件です*2。

運用だけは形が違います*2。「現状を維持する予定」が28.0%で、「増加させる予定」の22.4%を上回ります*2。

並んだコンテナの上面を真上から写したもの

どこも足りないので、優先順位が付かない

増員の相談は、たいてい「誰を増やすか」から始まります。ところが並べてみると全部足りません。

全部足りないと、順番が決まりません。決まらないうちに期が変わります。

IPA「2024年度ソフトウェア動向調査」の企業向け調査のQ4-3とQ4-4から作成した図。この調査は2025年2月27日公開・2025年4月25日最終更新で、2024年12月17日から2025年2月14日にかけて実施され、2025年4月7日時点で企業799件と個人74件の計873件の回答があり、匿名化してオープンデータとして公開され分析レポートが募集されていること、この記事は企業向けの799件だけを扱い個人向けの74件は含めないこと、比率は公開されている調査結果のCSVから筆者が集計した値であること、どちらもすべての企業種別が対象で5つのスキル種別ごとに1つを選ぶ単一選択であり各スキルの4区分の件数を足すと、いずれも799件になること、丸めた比率を足すと100.0または100.1になるため補数を使わないこと、充足状況について全体的に不足していると部分的に不足しているを足すとビジネスアーキテクトが573件で71.7・プロジェクト管理が572件で71.6・データサイエンティストが553件で69.2・運用が539件で67.5・製造が526件で65.8であり5つのスキルの幅が5.9ポイントしかないこと、十分に充足しているは運用が58件で7.3と上端であり製造が36件で4.5・プロジェクト管理が22件で2.8・ビジネスアーキテクトが15件で1.9・データサイエンティストが14件で1.8であること、わからないが製造237件29.7・データサイエンティスト232件29.0・ビジネスアーキテクト211件26.4・プロジェクト管理205件25.7・運用202件25.3であり4分の1を超えること、今後3年間の増減について増加させる予定がビジネスアーキテクト283件35.4・プロジェクト管理281件35.2・データサイエンティスト251件31.4・製造213件26.7・運用179件22.4であること、現状を維持する予定が運用224件28.0・製造177件22.2・プロジェクト管理147件18.4・データサイエンティスト144件18.0・ビジネスアーキテクト135件16.9であること、減少させる予定が運用20件2.5・製造15件1.9・ビジネスアーキテクト6件0.8・プロジェクト管理5件0.6・データサイエンティスト4件0.5であること、わからないがデータサイエンティスト400件50.1・製造394件49.3・運用376件47.1・ビジネスアーキテクト375件46.9・プロジェクト管理366件45.8であること、増加させる予定から現状を維持する予定を引くとビジネスアーキテクトが18.5・プロジェクト管理が16.8・データサイエンティストが13.4・製造が4.5ポイントであり運用だけがマイナス5.6ポイントで維持のほうが上回ること、減少させる予定は運用2.5とビジネスアーキテクト0.8で差1.7ポイント・件数では20件と6件で約3.33倍であること、十分に充足しているは運用7.3とデータサイエンティスト1.8で差5.5ポイント・件数では58件と14件で約4.14倍であること、不足側のビジネスアーキテクト71.7とプロジェクト管理71.6の差は0.1ポイント・増加させる予定の35.4と35.2の差は0.2ポイントなのでいずれも順位を論じないこと、増やす枠を1つ決める4段が増やしたい工程を1つ選ぶ・その工程で足りないのが設計か手かを分ける・増やす枠と借りる枠を分ける・借りる枠を期間で区切って外へ出す順であること、この集計から読めないのは人数や比率の目標値・不足の程度・スキルどうしの組み合わせ・増減と成果の関係・産業別や規模別の内訳・回答企業の偏り・2025年4月7日より後の傾向であることをまとめた図

この状況を集計した資料があります*1。IPAの「2024年度ソフトウェア動向調査」です*1。

公開日も示されています*1。2025年2月27日公開で、最終更新日は2025年4月25日と示されています*1。

調査の時期も書かれています*1。2024年12月17日から2025年2月14日にかけて実施されたものです*1。

回答の件数も示されています*1。2025年4月7日時点で企業799件、個人74件の計873件でした*1。

この記事が扱うのは企業向けだけです*1。799件の側で、個人向けの74件は含めません*1。

データの扱いも書かれています*1。回答を匿名化してオープンデータとして公開し、分析レポートを募集しているとされています*1。

今回見るのはQ4-3とQ4-4です*3。スキル別の充足状況と、今後3年間の増減方針を扱います*3。

母数は799件、スキルごとに1つを選ぶ形式

数値の出どころを先に決めます*2。この記事の比率は、公開されている調査結果のCSVから筆者が集計した値です*2。

母数も確かめます*2。どちらもすべての企業種別が対象で、799件が母数になります*2。

形式も確かめます*3。5つのスキル種別ごとに1つを選ぶ単一選択です*3。

スキルは5つです*3。ビジネスアーキテクトやITアーキテクト、プロジェクト管理、データサイエンティスト、製造、運用です*3。

件数も合います*2。各スキルの4区分の件数を足すと、いずれも799件になります*2。

丸めは断ります*2。丸めた比率を足すと100.0または100.1になるため、補数は使いません*2。

この記事で足した値も分けて書きます*2。不足している側の合計と、増加から維持を引いた差はこの記事で計算したものです*2。

不足している側は5つとも65.8%以上

まず充足状況を見ます*3。「全体的に不足している」と「部分的に不足している(特定の分野やスキルセットで不足)」を足します*2。以降は後半のかっこを省いて書きます*2。

上端は設計する側でした*2。ビジネスアーキテクトが573件で71.7%です*2。

2番目が管理です*2。プロジェクト管理が572件で71.6%になります*2。

この2つは差が0.1ポイントです*2。1件の違いなので、どちらが上かを結論にはしません*2。

残りも並べます*2。データサイエンティストが553件で69.2%、運用が539件で67.5%、製造が526件で65.8%でした*2。

幅も出しておきます*2。71.7%から65.8%を引くと5.9ポイントです*2。この引き算はこの記事で行ったものです*2。

読み方はこうです*2。5つのスキルが65%台から71%台に収まっており、どこか1つだけが足りないという分布ではありません*2。

実務での意味も同じです。全部足りない状態では、順番を分布から決めることはできません。自社の工程で決める必要があります。

十分に充足しているは運用でも7.3%

反対側も見ます*2。「十分に充足している」の上端は運用で、58件、7.3%でした*2。

それでも1割に届きません*2。2番目は製造の36件4.5%です*2。

下側は少数でした*2。プロジェクト管理が22件で2.8%、ビジネスアーキテクトが15件で1.9%、データサイエンティストが14件で1.8%です*2。

差を計算します*2。運用の7.3%からデータサイエンティストの1.8%を引くと5.5ポイント、件数では58件を14件で割って約4.14倍です*2。いずれもこの記事で計算した値です*2。

判断できない側も大きいです*2。「わからない」は製造237件29.7%、データサイエンティスト232件29.0%、ビジネスアーキテクト211件26.4%、プロジェクト管理205件25.7%、運用202件25.3%でした*2。

つまり4分の1以上が答えていません*2。充足しているかどうかを判断できない企業が、どのスキルでも4社に1社を超えます*2。

ただし資料からは、不足の程度は読めません*3。4区分のどれに当てはまるかを聞いた設問で、何人足りないかは示されていません*3。

増やす予定は設計と管理が35%台

今後3年間の増減方針を見ます*3。「増加させる予定」の上端はビジネスアーキテクトで283件、35.4%でした*2。

2番目が管理です*2。プロジェクト管理が281件で35.2%になります*2。

この2つも近い値です*2。差は0.2ポイントなので、順位は論じません*2。

3番目はデータサイエンティストです*2。251件で31.4%でした*2。

作る側は4番目です*2。製造が213件で26.7%になります*2。

運用が下端です*2。179件で22.4%でした*2。

読み方はこうです*2。増やす対象として先に挙がるのは設計と管理で、作る側と運用が後ろに来る並びです*2。

運用だけ維持28.0%が増加22.4%を上回る

「現状を維持する予定」も並べます*2。上端は運用で224件、28.0%です*2。

残りも示します*2。製造が177件で22.2%、プロジェクト管理が147件で18.4%、データサイエンティストが144件で18.0%、ビジネスアーキテクトが135件で16.9%でした*2。

2つを引き算します*2。「増加させる予定」から「現状を維持する予定」を引くと、ビジネスアーキテクトが18.5ポイント、プロジェクト管理が16.8ポイント、データサイエンティストが13.4ポイント、製造が4.5ポイントです*2。

運用だけ符号が変わります*2。22.4%から28.0%を引くと5.6ポイント足りず、維持のほうが上回ります*2。この引き算はこの記事で行ったものです*2。

減らす側も運用が上端でした*2。「減少させる予定」は運用20件2.5%、製造15件1.9%、ビジネスアーキテクト6件0.8%、プロジェクト管理5件0.6%、データサイエンティスト4件0.5%です*2。

差も出しておきます*2。運用の2.5%からビジネスアーキテクトの0.8%を引くと1.7ポイント、件数では20件を6件で割って約3.33倍です*2。

実務での意味はこうです。運用は不足側が67.5%あるのに、増やす方針では下端で維持が上回ります*2。足りないまま人数を据え置く形になります*2。

ただし資料からは、理由は読めません*3。増減の方針を聞いた設問で、なぜそうするかは示されていません*3。

3年後の増減も半分近くが「わからない」

判断できない側も確かめます*2。「わからない」はデータサイエンティストが400件で50.1%、製造が394件で49.3%です*2。

残りも並べます*2。運用が376件で47.1%、ビジネスアーキテクトが375件で46.9%、プロジェクト管理が366件で45.8%でした*2。

読み方はこうです*2。どのスキルでも45%台から50%台が3年後の増減を決めていません*2。

実務での意味はこうです。3年後の枠が決まっていないなら、いま埋める分は期間を区切った形のほうが動かしやすくなります。

ただし資料からは、決めていない理由は読めません*3。方針の区分を聞いた設問です*3。

この集計から読めないこと

使う前に、限界を並べておきます*2。

第一に、人数や目標値が分かりません*3。区分を聞いた設問で、何人を何%増やすかは示されていません*3。

第二に、不足の程度が読めません*3。「全体的」と「部分的」の2区分までです*3。

第三に、スキルどうしの組み合わせが読めません*2。スキルごとに別の設問なので、同じ企業がどう答えたかの組み合わせは出していません*2。

第四に、増減と成果の関係が読めません*3。増やした結果どうなったかを尋ねた設問ではありません*3。

第五に、充足状況と増減方針を掛け合わせていません*2。それぞれの分布までを扱います*2。

第六に、産業別や規模別の内訳を出していません*2。全体の分布までです*2。

第七に、不足側の合計と増加から維持を引いた差はこの記事で計算した値です*2。資料が2区分を束ねているわけではありません*2。

第八に、回答企業の偏りが残ります*1。任意の回答であり、母集団を代表する抽出ではありません*1。

第九に、時期の範囲があります*1。2025年4月7日時点の回答であり、それより後の傾向は読めません*1。

増やす枠を1つ決める4段

ここまでの分布を、自社の手順に落とします*2。

今後3年間における各スキルごとのIT人材の増減(出典:IPA「2024年度ソフトウェア動向調査」企業向け Q4-4)。すべての企業種別が対象で母数799件。5つのスキル種別ごとに1つを選ぶ単一選択で、各スキルの4区分の件数を足すと799件になる。丸めた比率を足すと100.0または100.1になるため補数は使わない。比率は公開されている調査結果のCSVから筆者が集計した値で、ポイント差と倍率も集計値から筆者が計算。充足状況を聞いたQ4-3は別の設問で、掛け合わせていない。示された値を用いて表を作成する編集・加工を筆者が実施
スキル種別 増加させる予定 現状を維持する予定 減少させる予定 わからない
ビジネスアーキテクト、ITアーキテクト 283件/35.4% 135件/16.9% 6件/0.8% 375件/46.9%
プロジェクト管理 281件/35.2% 147件/18.4% 5件/0.6% 366件/45.8%
データサイエンティスト 251件/31.4% 144件/18.0% 4件/0.5% 400件/50.1%
製造 213件/26.7% 177件/22.2% 15件/1.9% 394件/49.3%
運用 179件/22.4% 224件/28.0% 20件/2.5% 376件/47.1%

1段目は、増やしたい工程を1つ選ぶことです。5つのスキルを並べる前に、いま止まっている工程に絞ります。

2段目は、その工程で足りないのが設計か手かを分けることです。何をどう作るかの設計と、作る手は別の枠です。

3段目は、増やす枠と借りる枠を分けることです。常設で置く枠と、期間で借りる枠を混ぜません。

4段目は、借りる枠を期間で区切って外へ出すことです。作業量が読める部分から動かします。

1段目を1つに絞る理由は、分布に出ています*2。不足している側が5つとも65.8%以上で幅が5.9ポイントしかないため、分布から順番は決まりません*2。

2段目で設計と手を分ける理由もここです*2。増やす予定の上端は設計と管理で35%台、作る側は26.7%、運用は22.4%という並びです*2。

3段目で枠を分ける理由は運用の形です*2。運用は不足側が67.5%あるのに維持28.0%が増加22.4%を上回ります*2。常設で増やさない前提の工程が実際にあります*2。

4段目を期間で区切る理由も分布にあります*2。3年後の増減を「わからない」とした側が45.8%から50.1%あり、先の枠が決まっていない側が半分近くを占めます*2。

実務では、3段目と4段目が外部要員の枠になります。フリーランスを含む業務委託は、この枠と相性があります。範囲と期間を区切って渡し、片づいたら戻せるためです。

逆に、1段目と2段目を渡すと、どこを増やすかの決めが外に出ます。枠の決め方は社内に置きます。

不足への対応方針はIT人材不足の対応とは、中途54.2%と外部委託44.1%で同じ調査の別の設問を扱っています。

同じ5スキルでの移行時の重要度はレガシー移行に必要な人材の違い、設計43.8%と製造7.3%で出しています。

稼働と契約期間の管理は人的リソースの管理|35.0%、システム資産は63.2%で整理しています。

部門をまたぐ体制は、部門間連携の進め方、協調できている企業は48.9%で別の調査を扱っています。

最後に範囲を添えておきます*1。この調査は2024年12月17日から2025年2月14日にかけて実施され、企業799件の回答があったものです*1。

まとめ:増やす枠と借りる枠を分けて、借りる側を期間で区切る

第一に、資料です。IPAの「2024年度ソフトウェア動向調査」は2025年2月27日公開・2025年4月25日最終更新で、2024年12月17日から2025年2月14日にかけて実施され、2025年4月7日時点で企業799件・個人74件の計873件の回答がありました。この記事は企業向けの799件だけを扱い、回答は匿名化されてオープンデータとして公開されています。第二に、数値の出どころです。比率は公開されている調査結果のCSVから筆者が集計した値で、5つのスキル種別ごとに1つを選ぶ単一選択、各スキルの4区分の件数を足すと799件になります。丸めた比率を足すと100.0または100.1になるため補数は使いません。第三に、充足状況です。「全体的に不足している」と「部分的に不足している」を足すと、ビジネスアーキテクトが573件71.7%、プロジェクト管理が572件71.6%、データサイエンティストが553件69.2%、運用が539件67.5%、製造が526件65.8%でした。幅は5.9ポイントで、どこか1つだけが足りないという分布ではありません。上の2つは0.1ポイント差なので順位は論じません。第四に、充足している側です。「十分に充足している」の上端は運用の58件7.3%で、それでも1割に届きません。「わからない」はどのスキルでも25.3%から29.7%あり、4社に1社を超えます。第五に、増減方針です。「増加させる予定」はビジネスアーキテクトが283件35.4%、プロジェクト管理が281件35.2%で、この2つは0.2ポイント差です。データサイエンティストが251件31.4%、製造が213件26.7%、運用が179件22.4%と続きます。第六に、運用の形です。「現状を維持する予定」は運用が224件28.0%で上端であり、増加から維持を引くと運用だけ5.6ポイント足りません。他の4つはビジネスアーキテクト18.5ポイント、プロジェクト管理16.8ポイント、データサイエンティスト13.4ポイント、製造4.5ポイントで増加が上回ります。第七に、3年後です。増減を「わからない」とした側が45.8%から50.1%あり、先の枠が決まっていない側が半分近くを占めます。

LASSICに相談するメリット

増やす枠と借りる枠を分けたあと、借りる側を誰が埋めるかが残ります。3年後の増減を決めていない側が半分近くという段階では、常設の枠を先に作るより期間を区切って埋めるほうが後戻りが少なくなります。

Remoguは、株式会社LASSICが運営するフリーランス・業務委託のITプロ人材サービスです。リモート前提で全国から登録が集まっており、登録数は約20,000名規模、毎月およそ400名が新たに加わっています。登録者は実務5年以上のミドル〜ハイレイヤーが中心で、約8割が開発系(SE・PM・テックリードなど)。バックエンドからインフラ、AI・データ領域まで揃っているため、「この工程を任せられる人」を役割単位で指名できます。人材ニーズの発生から4時間以内に候補者を提案し、最短1週間で稼働まで進みます(条件によっては実現できない場合があります)。月0.1人月から0.2人月といった小さな関わり方も組み合わせられるので、判断は社内に残したまま、手が要る工程だけを期間を区切って外に出す形が取れます。法人と個人にそれぞれ担当がつく分業体制で、参画したあとの稼働まで見ます。要件が固まっていない段階でも、何に困っているかから一緒に言語化して人材像を設計します。

この記事の調べ方(参照した一次情報)

どのスキルをどれだけ増やすかで止まる状況について、IPAの「2024年度ソフトウェア動向調査」の公開ページ、企業向けの調査結果のCSV、設問一覧を突き合わせて整理しました。公開日、最終更新日、調査期間、回答件数、オープンデータとして公開されている方針はいずれも公開ページから確認しています。この記事の比率は公開されている調査結果のCSVから筆者が集計した値であることを、本文、図、表のcaption、出典の4か所に明記しました。Q4-3とQ4-4がどちらもすべての企業種別を対象とし、5つのスキル種別ごとに1つを選ぶ単一選択であること、各スキルの4区分の件数を足すと、いずれも799件になること、丸めた比率を足すと100.0または100.1になるため補数を使わないことも記載しています。573件71.7%から526件65.8%という不足側の値は「全体的に不足している」と「部分的に不足している」を足したもので、この束ね方はこの記事の側であり資料が2区分をまとめているわけではないと本文と図に明記しました。5.9ポイント、5.5ポイント、1.7ポイント、18.5ポイント、16.8ポイント、13.4ポイント、4.5ポイント、5.6ポイント、約4.14倍、約3.33倍はいずれも集計値からこの記事で計算した値です。不足側のビジネスアーキテクト71.7%とプロジェクト管理71.6%は1件・0.1ポイント差、増加させる予定の35.4%と35.2%は0.2ポイント差であるため、どちらが上かという順位は書いていません。運用について不足側が67.5%ありながら増加より維持が上回る点は分布の並びとして示し、その理由は設問に含まれないため書いていません。人数や目標値、不足の程度、スキルどうしの組み合わせ、増減と成果の関係、充足状況と増減方針の掛け合わせはいずれもこの集計から読めないため書いていません。産業別や規模別の内訳も出していません。回答は任意のもので母集団を代表する抽出ではないこと、2025年4月7日時点の回答であることも記載しています。

よくある質問

IT人材はどのスキルが不足していますか。

IPAの2024年度ソフトウェア動向調査の公開データを集計すると、「全体的に不足している」と「部分的に不足している」を足した値はビジネスアーキテクトが573件71.7%、プロジェクト管理が572件71.6%、データサイエンティストが553件69.2%、運用が539件67.5%、製造が526件65.8%でした。幅は5.9ポイントで、どこか1つだけが足りない分布ではありません(確認日2026年9月10日)。

今後3年間で増やす予定が多いのはどのスキルですか。

「増加させる予定」はビジネスアーキテクトが283件35.4%、プロジェクト管理が281件35.2%で上位2つでした。この2つは0.2ポイント差なので順位は論じません。データサイエンティストが251件31.4%、製造が213件26.7%、運用が179件22.4%と続きます。

運用はなぜ増やす予定が少ないのですか。

理由は読めません。分布としては、運用は「現状を維持する予定」が224件28.0%で「増加させる予定」の22.4%を上回り、5つのスキルの中でこの形はここだけです。不足している側は67.5%あるため、足りないまま人数を据え置く形になっています。

十分に足りていると答えた企業はどれくらいですか。

「十分に充足している」の上端は運用の58件7.3%で、それでも1割に届きません。製造が36件4.5%、プロジェクト管理が22件2.8%、ビジネスアーキテクトが15件1.9%、データサイエンティストが14件1.8%です。

3年後の増減は決まっているのですか。

半分近くが決めていません。「わからない」がデータサイエンティストで400件50.1%、製造で394件49.3%、運用で376件47.1%、ビジネスアーキテクトで375件46.9%、プロジェクト管理で366件45.8%でした。

要員体制のご相談を

増やす枠と借りる枠を分けたあと、借りる側をどこから埋めるか。範囲と期間の切り方から担当が一緒に検討します。

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出典

  1. *1 参考:IPA「2024年度ソフトウェア動向調査」調査結果データの公開と分析レポートの募集(https://www.ipa.go.jp/digital/software-survey/software-engineering/result-software2024.html)。公開日2025年2月27日・最終更新日2025年4月25日・調査期間2024年12月17日から2025年2月14日・2025年4月7日時点で企業799件と個人74件の計873件の回答・匿名化してオープンデータとして公開し分析レポートを募集しているという方針の一次情報として(2026年9月確認)
  2. *2 参考:IPA「2024年度ソフトウェア動向調査 企業向け 調査結果(選択肢項目文字列)」(https://www.ipa.go.jp/digital/software-survey/software-engineering/h5f8pg00000028n8-att/software2024-c-result-data-str.csv)。Q4-3とQ4-4の回答を集計した元データとして。この記事の件数・比率・ポイント差・倍率・不足側の合計はこのCSVから筆者が集計・計算した値であり、資料に印字された比率ではない。示された値を用いた図表の作成という編集・加工を筆者が実施(2026年9月確認)
  3. *3 参考:IPA「2024年度ソフトウェア動向調査 企業向け 設問一覧」(https://www.ipa.go.jp/digital/software-survey/software-engineering/h5f8pg00000028n8-att/software2024-c-questions.xlsx)。Q4-3とQ4-4の設問文・5つのスキル種別とその説明・4つの選択肢・回答種別(単一選択)・すべての企業種別が回答対象であることの確認として(2026年9月確認)
  4. *4 参考:IPA「ソフトウェア開発関連調査」(https://www.ipa.go.jp/digital/software-survey/index.html)。この調査が置かれている調査群の構成と、年度ごとに調査が公開されていることの確認として(2026年9月確認)




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