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2026.09.04 採用支援コラム

開発スタイルの現在と5年後|首位が入れ替わる見通し




監修・編集責任者:牛尾 昭昌(株式会社LASSIC 執行役員)

この記事の結論

  • 現在の首位は33.6%:ウォーターフォール型が上端に立ちます*1。
  • 5年後は19.2%で入れ替わる:アジャイル型が18.0%を上回りました*1。
  • 「わからない」は3割から4割:17の選択肢すべてで5年後のほうが高い値です*1。

※ 本記事は2026年9月時点の公式情報(省庁・公的機関・ベンダー公式ドキュメント)に基づきます。

開発の進め方を1つに寄せるべきか、決めきれないことがあります。

いまの案件はウォーターフォール型で回っているのに、次の案件はアジャイル型で来る。両方に人を張るほどの余裕はない。

手がかりは、開発スタイルの割合を企業に聞いた調査です。

IPAの調査では、現在の首位がウォーターフォール型で33.6%、5年後についての回答ではアジャイル型が19.2%で首位でした*1。

ただし「わからない」が3割から4割を占めます*1。見通しの側は、まだ定まっていません*1。

淡い灰色の波状の帯が重なる抽象的な画

どちらに寄せるかが決まらない

体制の設計は、開発の進め方が決まっていることを前提にします。工程を区切って積み上げるのか、短い周期で作り進めるのかで、要る役割も人数の張り方も変わるからです。

ところが現場では、その前提が置けないことがあります。いまの案件と次の案件で進め方が違い、どちらに寄せるかの判断が保留されたままになる形です。

IPA「2022年度組込み/IoTに関する動向調査」のQ20から作成した図。2023年6月12日発行で2023年7月25日に一部改版されたこと、調査期間が2022年11月から12月で調査票の配布が7864件・回答が1214件であること、回答者が経営層や事業部門の責任者であること、集計対象がユーザー企業・メーカー企業・サブシステム提供企業・サービス提供企業・その他の5区分であること、比率はPowerPoint版に収録されたグラフのデータ値で図中の表示は整数に丸められていること、上位2区分の合計はその値から筆者が算出し小数点以下1桁で示したこと、現在と5年後は別の設問で同じ企業の変化を追った集計ではないこと、上記の値を用いて図を作成する編集と加工を筆者が行ったこと、Q20の開発スタイルは現在がN1077で5年後がN1072であり選択肢は全17で回答は6段階であること、上位2区分の合計はウォーターフォール開発とV字開発が現在33.6で5年後18.0・回答数1020と1006・わからないが26.9から32.9、アジャイル開発が現在12.4で5年後19.2・回答数1014と1012・わからないが27.2から32.7、派生と再利用開発が現在16.2で5年後16.4・回答数976と983・わからないが28.6から35.6、標準プラットフォームを利用した開発が現在14.0で5年後15.4・回答数978と987・わからないが29.7から35.9、商用ソフトウェアを利用した開発が現在14.2で5年後13.6・回答数989と992・わからないが26.8から34.2、OSSを利用した開発が現在10.4で5年後13.3・回答数973と983・わからないが32.9から37.8、スクラッチ開発が現在15.7で5年後11.6・回答数986と991・わからないが28.3から34.9、擦り合わせ開発と組み合わせ開発が現在11.2と10.0で5年後がともに11.7であること、現在の上位5つがウォーターフォール開発とV字開発33.6・派生と再利用開発16.2・スクラッチ開発15.7・商用ソフトウェアを利用した開発14.2・標準プラットフォームを利用した開発14.0であること、5年後の上位5つがアジャイル開発19.2・ウォーターフォール開発とV字開発18.0・派生と再利用開発16.4・標準プラットフォームを利用した開発15.4・商用ソフトウェアを利用した開発13.6であること、わからないが現在は26.8から35.8で5年後は32.7から40.7であり17の選択肢すべてで5年後のほうが高いこと、体制の組み方が今の案件のスタイルを1つに決め社員が持つ役割を先に固定し増減させる枠を外部要員で持ち期間を区切って入れ替えられる形にする4段であること、この記事で扱ったのは17のうち9つで残る8つはモデルベース開発とプロダクトライン開発とソフトウェアファースト開発とDevOpsを導入した開発とCI/CDを活用した開発と自動コード生成を活用した開発とノーコードやローコード開発と新規開発であることをまとめた図

その分布を集計した調査があります*1。IPAの「2022年度組込み/IoTに関する動向調査」で、2023年6月12日に発行されました*1。

改版も記録されています*1。2023年7月25日に一部の設問の記載が改められています*1。

調査の時期も示されています*1。2022年11月から12月にかけて実施されたものです*1。

規模も書かれています*1。調査票の配布は7,864件で、回答は1,214件でした*1。

回答者の立場も示されています*1。企業の経営層や事業部門の責任者を対象としたとされています*1。

配布先も書かれています*1。組込みやIoTに関する協会や団体に加盟している企業などに配られたとされています*1。

調査項目の狙いも示されています*1。企業活動の状況のほか、組込みやIoTの産業の動向を把握するためのものとされています*1。

今回見るのはQ20です*1。開発スタイルについて、現在と5年後の2つに分けて聞いています*1。

集計対象も設問ごとに書かれています*1。Q20はユーザー企業、メーカー企業、サブシステム提供企業、サービス提供企業、その他の5区分が対象です*1。

回答の形も確かめておきます*1。17の開発スタイルそれぞれについて、自社の開発に占める割合を6段階から選ぶ形です*1。

段階の中身も示されています*1。ほぼすべて(9割以上)、どちらかというと多い(6割以上9割未満)、ほぼ半々(4割以上6割未満)、どちらかというと少ない(1割以上4割未満)、ほとんどない(1割未満)、わからないの6つです*1。

この記事では上の2段階を足して見ます*1。つまり「そのスタイルが自社の開発の6割以上を占める」と答えた企業の割合です*1。

数値の出所も断っておきます*1。比率はPowerPoint版の資料に収録されたグラフのデータ値で、図中の表示は整数に丸められています*1。上位2区分の合計はそのデータ値から筆者が算出し、小数点以下1桁で示しました*1。

出典はIPA「2022年度組込み/IoTに関する動向調査」です*1。示された値を用いて図と表を作成する編集と加工を筆者が行いました*1。

Nも設問ごとに違います*1。現在についての設問はN=1,077、5年後についての設問はN=1,072です*1。

現在の首位は33.6%

まず現在の分布です*1。首位はウォーターフォール開発とV字開発で、33.6%でした*1。回答数は1,020です*1。

内訳も見ておきます*1。ほぼすべてが13.5%、どちらかというと多いが20.1%です*1。合わせて3社に1社が、開発の6割以上をこの進め方で回している形になります*1。

2番目以下は離れています*1。派生・再利用開発が16.2%、スクラッチ開発が15.7%、商用ソフトウェアを利用した開発が14.2%、標準プラットフォームを利用した開発が14.0%と並びます*1。

首位との差は大きいものです*1。33.6%と16.2%なので、2倍を超えるひらきがあります*1。

アジャイル開発は6番目でした*1。12.4%で、回答数は1,014です*1。

その内訳も出しておきます*1。ほぼすべてが5.0%、どちらかというと多いが7.4%です*1。

下の段階のほうが厚くなっています*1。ほとんどない(1割未満)が34.0%で、どちらかというと少ないが16.7%でした*1。

ウォーターフォール型のほうは形が違います*1。ほとんどないが23.4%、どちらかというと少ないが6.2%です*1。

つまり2022年の時点では、工程を区切って積み上げる進め方が主体という企業のほうが厚い、という分布です*1。

下位も並べておきます*1。自動コード生成を活用した開発が2.5%、ノーコード/ローコード開発が3.6%、CI/CDを活用した開発が3.8%で、下端に固まっています*1。

体制の話に引き寄せると、この分布は人の張り方の初期値になります。多数派の進め方を前提にした役割分担が、いまの案件では動くということです。

5年後の回答では順位が入れ替わる

次に5年後についての回答です*1。首位はアジャイル開発で19.2%、回答数は1,012でした*1。

ウォーターフォール開発とV字開発は2番目です*1。18.0%で、回答数は1,006でした*1。

差は1.2ポイントです*1。順位としては入れ替わっていますが、ひらきは大きくありません*1。

3番目以下も見ておきます*1。派生・再利用開発が16.4%、標準プラットフォームを利用した開発が15.4%、商用ソフトウェアを利用した開発が13.6%、OSSを利用した開発が13.3%と続きます*1。

上位のかたまり方が変わっています*1。現在は首位が33.6%で突出していましたが、5年後の回答では19.2%から13.3%の間に6つが並ぶ形です*1。

アジャイル型の内訳も出しておきます*1。ほぼすべてが7.5%、どちらかというと多いが11.7%でした*1。

ウォーターフォール型の内訳も同じ形で見ます*1。ほぼすべてが4.8%、どちらかというと多いが13.2%です*1。

下の段階も変わっています*1。ウォーターフォール型でほとんどないと答えた割合は、現在の23.4%に対し、5年後についての回答では21.3%でした*1。

アジャイル型のほうは動きが大きくなっています*1。ほとんどないが34.0%から20.2%になっています*1。

ここで注意が要ります*1。これは同じ企業を追いかけた集計ではありません*1。現在と5年後は別々の設問で、それぞれに答えた企業の分布です*1。

ですから「移行が進む」とは書けません*1。読めるのは、5年後についての回答の分布が現在の分布と違う形になっている、というところまでです*1。

外注の設計まで含めた進め方については、アジャイル開発を外注する進め方で扱っています。

「わからない」が3割から4割

この設問で目を引くのは、6つ目の段階です*1。「わからない」の割合が高く出ています*1。

現在についての回答でも高い水準です*1。17の選択肢で26.8%から35.8%の範囲に入っています*1。

5年後についての回答はさらに高くなります*1。32.7%から40.7%の範囲です*1。

そして全部の行で同じ向きです*1。17の選択肢すべてで、5年後のほうが「わからない」の割合が高くなっています*1。

下端の値も比べておきます*1。現在の下端は商用ソフトウェアを利用した開発の26.8%、5年後の下端はアジャイル開発の32.7%でした*1。

上端も同じように見ます*1。現在の上端はCI/CDを活用した開発の35.8%、5年後の上端はプロダクトライン開発の40.7%です*1。

首位の2つも例外ではありません*1。ウォーターフォール開発とV字開発は26.9%から32.9%、アジャイル開発は27.2%から32.7%でした*1。

この高さは、順位の読み方に関わってきます*1。回答者の3割から4割が判断を保留している以上、19.2%と18.0%の差を強い見通しとして扱うことはできません*1。

資料も断定はしていません*1。示されているのは各段階の割合であって、移行の予測ではありません*1。

体制の設計に落とすなら、ここが出発点になります。見通しが定まっていない前提で組む、という形です。

上がる側と、動かない側

17の選択肢を、現在と5年後の値の並びで見ていきます*1。別の設問どうしなので変化ではありませんが、分布の形の違いは追えます*1。

ひらきが大きいのはアジャイル開発です*1。12.4%と19.2%で、6.8ポイント違います*1。

次に大きいのはノーコード/ローコード開発でした*1。3.6%と8.1%で、4.5ポイントです*1。

そのあとが並びます*1。DevOpsを導入した開発が6.1%と10.3%、自動コード生成を活用した開発が2.5%と6.7%で、いずれも4.2ポイントです*1。

CI/CDを活用した開発も近い形です*1。3.8%と7.7%で3.9ポイントでした*1。

逆向きの行もあります*1。ウォーターフォール開発とV字開発は33.6%と18.0%で、15.6ポイント低い側に出ています*1。

スクラッチ開発も同じ向きです*1。15.7%と11.6%で4.1ポイントでした*1。

ほとんど動かない行もあります*1。派生・再利用開発は16.2%と16.4%、擦り合わせ開発は11.2%と11.7%です*1。

商用ソフトウェアを利用した開発も近い水準です*1。14.2%と13.6%で、0.6ポイントの差でした*1。

並べ方を変えると、下端にあった選択肢ほど値が上に動いている、という形が見えます*1。現在3.6%だったノーコード/ローコード開発や、2.5%だった自動コード生成を活用した開発がその例です*1。

ただしこれも読み方には限りがあります*1。値が低い行は「わからない」も30%から40%あり、順序の比較にとどめるのが妥当です*1。

工程ごとに社内と外部をどう分けるかは、工程別の内製化|設計開発テストだけ委託が34.4%で整理しています。

この集計から読めないこと

使う前に、限界を並べておきます*1。

第一に、同じ企業の変化ではありません*1。現在と5年後は別の設問で、Nも1,077と1,072で違います*1。

第二に、行ごとに回答数が違います*1。現在は973から1,020、5年後は980から1,012の幅がありました*1。ですから行どうしの差を細かく論じることはしていません*1。

第三に、選択肢は排他ではありません*1。17の開発スタイルそれぞれに割合を答える形なので、足しても100%にはなりません*1。

第四に、クロス集計がありません*1。企業の規模や業種と開発スタイルを掛け合わせた表は、この設問では示されていません*1。ですから「どんな企業がどちらに寄せているか」は書けません*1。

第五に、理由が聞かれていません*1。なぜその割合になっているのかを尋ねた設問ではないため、因果については触れていません*1。

第六に、成果が含まれていません*1。どちらの進め方がうまくいったかを評価した集計ではありません*1。

第七に、範囲があります*1。この調査は組込みやIoTの分野が対象で、2022年11月から12月に実施されたものです*1。ほかの分野や、それより後の傾向は読めません*1。

第八に、回答しなかった企業の状況は含まれません*1。配布7,864件に対し回答は1,214件です*1。

今回扱ったのは17のうち9つです*1。モデルベース開発、プロダクトライン開発、ソフトウェアファースト開発、DevOpsを導入した開発、CI/CDを活用した開発、自動コード生成を活用した開発、ノーコード/ローコード開発、新規開発の値は、増減の並びで触れた範囲にとどめています*1。

どちらにも寄せられる体制の4段

ここまでの分布を、自社の体制に落とします*1。

開発スタイルの上位2区分の合計(出典:IPA「2022年度組込み/IoTに関する動向調査」Q20。現在はN=1,077、5年後はN=1,072。名称は調査の選択肢名のまま。合計はPowerPoint版のグラフのデータ値から筆者が算出。示された値を用いて表を作成する編集・加工を筆者が行った)
開発スタイル 現在 回答数 5年後 回答数
ウォーターフォール開発/V字開発 33.6% 1,020 18.0% 1,006
アジャイル開発 12.4% 1,014 19.2% 1,012
派生・再利用開発 16.2% 976 16.4% 983
標準プラットフォームを利用した開発 14.0% 978 15.4% 987
商用ソフトウェアを利用した開発 14.2% 989 13.6% 992
OSSを利用した開発 10.4% 973 13.3% 983
スクラッチ開発 15.7% 986 11.6% 991

1段目は、いまの案件のスタイルを1つに決めることです。分布の話ではなく、自社の目の前の案件について書き出します。

2段目は、社員が持つ役割を先に固定することです。要件の決め、設計の判断、受け入れの可否といった、社外に出せない判断をここに置きます。

3段目は、増減させる枠を外部要員で持つことです。実装や検証のように人数で吸収できる作業を、この枠に寄せます。

4段目は、期間を区切って入れ替えられる形にすることです。案件のスタイルが変わったときに、枠の中身だけを差し替えられるようにします。

この順番が要るのは、見通しが1つに定まっていないからです*1。現在の首位と5年後の回答の首位が違い、しかも「わからない」が3割から4割ある以上、どちらか一方に全員を寄せる形は裏づけを持ちません*1。

逆に、両方に社員を張るのも現実的ではありません。人数が倍要るうえ、案件がどちらかに寄った期間は片側が遊ぶことになります。

そこで固定と可変を分けます。判断を持つ役割は社員で固定し、人数で伸び縮みする部分を外に置く形です。

分布とも整合します*1。派生・再利用開発や標準プラットフォームを利用した開発のように、現在と5年後で値がほとんど動かない行もあります*1。土台は残しつつ、上に載る進め方だけが動く形と読めます*1。

実務では、外部要員の使い方がここに当たります。期間を区切って人を足し、案件が終わったら戻す形です。

フリーランスを含む業務委託は、この枠と相性があります。案件の山に合わせて人数を上下でき、進め方が切り替わったときに構成を組み替えられるためです。

枠の大きさを決めるときは、社内の工数比率が目安になります。外部委託工数比率とは、中央値63.4%が示す体制の相場で分布を出しています。

体制そのものを組み替える論点は、開発体制の見直しで費用削減で扱っています。

最後に範囲を添えておきます*1。この調査は組込みやIoTの分野が対象で、2022年11月から12月に実施されたものです*1。ほかの分野やそれより後の傾向は読めません*1。

まとめ:固定と可変を分けて持つ

第一に、資料です。IPAの「2022年度組込み/IoTに関する動向調査」は2023年6月12日に発行され、2023年7月25日に一部が改版されています。調査期間は2022年11月から12月で、調査票の配布は7,864件、回答は1,214件でした。回答者は企業の経営層や事業部門の責任者です。第二に、設問です。Q20は17の開発スタイルそれぞれについて、自社の開発に占める割合を6段階で聞いています。集計対象はユーザー企業、メーカー企業、サブシステム提供企業、サービス提供企業、その他の5区分で、現在はN=1,077、5年後はN=1,072でした。第三に、数値の扱いです。比率はPowerPoint版の資料に収録されたグラフのデータ値で、図中の表示は整数に丸められています。上位2区分の合計はそのデータ値から筆者が算出しました。出典はIPA「2022年度組込み/IoTに関する動向調査」で、示された値を用いて図と表を作成する編集と加工を筆者が行いました。第四に、現在の分布です。首位はウォーターフォール開発とV字開発で33.6%、回答数は1,020でした。派生・再利用開発が16.2%、スクラッチ開発が15.7%と続き、アジャイル開発は12.4%で6番目です。第五に、5年後についての回答です。首位はアジャイル開発で19.2%、ウォーターフォール開発とV字開発が18.0%で2番目でした。差は1.2ポイントです。第六に、「わからない」です。現在についての回答で26.8%から35.8%、5年後についての回答で32.7%から40.7%あり、17の選択肢すべてで5年後のほうが高い値でした。第七に、限界です。現在と5年後は別の設問なので同じ企業の変化ではなく、行ごとの回答数も973から1,020の幅があります。規模や業種とのクロス集計、理由、成果は今回の内容には含まれていません。

LASSICに相談するメリット

記事のとおりに切り分けたあと、その枠に入れる人をどこから連れてくるかが次の問題になります。

Remoguは、株式会社LASSICが運営するフリーランス・業務委託のITプロ人材サービスです。リモート前提で全国から登録が集まっており、登録数は約20,000名規模、毎月およそ400名が新たに加わっています。登録者は実務5年以上のミドル〜ハイレイヤーが中心で、約8割が開発系(SE・PM・テックリードなど)。バックエンドからインフラ、AI・データ領域まで揃っているため、「この工程を任せられる人」を役割単位で指名できます。人材ニーズの発生から4時間以内に候補者を提案し、最短1週間で稼働まで進みます(条件によっては実現できない場合があります)。月0.1人月から0.2人月といった小さな関わり方も組み合わせられるので、判断は社内に残したまま、手が要る工程だけを期間を区切って外に出す形が取れます。法人と個人にそれぞれ担当がつく分業体制で、参画したあとの稼働まで見ます。要件が固まっていない段階でも、何に困っているかから一緒に言語化して人材像を設計します。

この記事の調べ方(参照した一次情報)

開発の進め方を1つに寄せるべきかという判断について、IPAの2022年度組込み/IoTに関する動向調査の公開ページと調査結果を突き合わせて整理しました。比率はPowerPoint版の資料に収録されたグラフのデータ値を用い、調査期間、配布数、回答数、回答者の立場、集計対象の区分、設問の6段階の定義も同じ資料から確認しています。上位2区分の合計はそのデータ値から筆者が算出したものであり、その旨を本文と図と表のcaptionに明記しました。図中の表示が整数に丸められていることも本文に記しています。設問ごとのNとは別に行ごとの回答数が示されており、現在は973から1,020、5年後は980から1,012の幅があるため、割合の差の大きさは論じず順序の比較にとどめました。現在と5年後は別々の設問であり同じ企業を追った集計ではないため、移行が進むという書き方はしていません。企業の規模や業種と開発スタイルを掛け合わせたクロス集計も、割合の理由を尋ねた設問も資料にないため、因果については書いていません。17の選択肢は排他ではなく足しても100%にならないことも本文に記しました。この資料の利用ルールは出典の記載と、編集や加工を行った場合はその旨の記載を求めているため、出典と加工の事実を本文と図と出典欄に記載しています。調査は組込みやIoTの分野が対象で2022年11月から12月に実施されたものであり、ほかの分野やそれより後の傾向については書いていません。

よくある質問

現在いちばん多い開発スタイルは何ですか。

IPAの2022年度組込み/IoTに関する動向調査のQ20では、ウォーターフォール開発とV字開発が首位でした。自社の開発の6割以上を占めると答えた企業が33.6%で、回答数は1,020です。設問のNは1,077でした(確認日2026年9月4日)。

5年後はどうなる見通しですか。

5年後についての回答では、アジャイル開発が19.2%で首位、ウォーターフォール開発とV字開発が18.0%で2番目でした。ただし現在と5年後は別々の設問で、同じ企業の変化を追った集計ではありません。移行が進むと読めるものではない点に注意が要ります。

「わからない」はどれくらいありますか。

現在についての回答で26.8%から35.8%、5年後についての回答で32.7%から40.7%です。17の選択肢すべてで5年後のほうが高くなっています。回答者の3割から4割が判断を保留しているため、19.2%と18.0%の差は強い見通しとしては扱えません。

値が上に動いているのはどのスタイルですか。

現在と5年後の値のひらきが大きいのはアジャイル開発で12.4%と19.2%、次がノーコード/ローコード開発で3.6%と8.1%でした。DevOpsを導入した開発と自動コード生成を活用した開発がともに4.2ポイントで続きます。別の設問どうしの比較なので変化ではありません。

ほとんど動かないスタイルはありますか。

派生・再利用開発が16.2%と16.4%、擦り合わせ開発が11.2%と11.7%、商用ソフトウェアを利用した開発が14.2%と13.6%で、いずれも差は1ポイント未満でした。合計はPowerPoint版のグラフのデータ値から筆者が算出しています。

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出典

  1. *1 参考:IPA「2022年度組込み/IoT産業の動向把握等に関する調査」(https://www.ipa.go.jp/digital/software-survey/kumikomi/kumikomi-iot2022.html)。発行日・改版日・調査期間・配布数7,864件・回答数1,214件の一次情報として(2026年9月確認)
  2. *2 参考:IPA「組込み/IoTに関する動向調査」調査結果(PowerPoint)(https://www.ipa.go.jp/digital/software-survey/kumikomi/ps6vr7000001tewn-att/kumikomi-iot2022.pptx)。Q20の比率・回答数のデータ値の一次情報として。収録された値を用いた図表の作成という編集・加工を筆者が実施(2026年9月確認)
  3. *3 参考:IPA「組込み/IoTに関する動向調査」調査結果(https://www.ipa.go.jp/digital/software-survey/kumikomi/ps6vr7000001tewn-att/kumikomi-iot2022.pdf)。Q20の設問文・集計対象の区分・N・選択肢の6段階・利用ルールの一次情報として(2026年9月確認)
  4. *4 参考:IPA「アンケート調査票」(https://www.ipa.go.jp/digital/software-survey/kumikomi/ps6vr7000001tewn-att/kumikomi-iot2022-chousahyou.xlsx)。Q20の選択肢の並びと17の開発スタイルの名称の確認として(2026年9月確認)




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